2014年11月12日水曜日

トラム「豊岡地区に焦点化した防災減災」を振り返って その2

「豊岡地区に焦点化した防災減災」を振り返って、10月24日の記事の続きです。

講座の第2回は6月7日(土)、防災危機管理課の佐野主査さんによる「南海トラフ大地震の最新データによる被害想定」でした。

豊橋市内13万3000余りの家屋の30%が全壊、または居住不可能となる激甚災害が予想されるため、家屋内での死者・行方不明者が多数という衝撃的な試算が出ています。

「死亡原因の大半は津波によるものではなく、家屋の下敷きによる窒息死」という事から、「家屋の下敷きを防止できれば、一人でも多くの命が助かる」ことが明らかになりました。
当然、重傷者も多数想定されていますので、「家屋を耐震化したり、家具を固定しておく」事が大切です。





第3回は7月12日(土)、私(館長)が講師として「耐震診断と耐震補強、家具固定法」をお話しさせていただきました。

豊岡地区における防災訓練の取組をビデオ視聴し、成果と課題、26年度の今後の方向性を学習しました。
昔の建築基準にそった家屋が多いため、南海トラフ巨大地震で豊橋の家屋13万3000余棟の内、約30%が全壊や居住不可能という被害想定が出ています。

大地震で死亡原因の多くは建物倒壊による圧死が多いことから、家屋の倒壊を防ぐ備えをしておけば生命が助かり、また被害を最小限に食い止められるのです。
家屋の上部構造評点がX-Y方向とも1を超えるかどうかの耐震診断をして、補強工事が必要か不要かを知る。
耐震化が必要な場合は、予算に応じて新築か家全体の耐震補強工事をするか、1部屋だけ耐震工事かを判断する。
ボックス型耐震シェルターを室内に置く…などの対策をできれば行ないたいものです。
また、体を直撃しないよう家具や器具を固定することも大切です。
無料の耐震診断の流れや耐震化には公的補助がある事、また様々な手続きが必要である事などを資料としてまとめたわけです。

館長宅は在来法木造建築です。現在の木造家屋は集成材(割れない丈夫な加工済みの木材)が使われているので、ひび割れはありません。
しかし、昔の木造建築の柱や梁は、十数年経つと乾燥して、すじ状のひび割れができます。
阪神淡路大震災のあと、家族総出で、自宅屋根裏の柱・梁に竹ヒゴと接着剤をすり込みました。
ひび割れ跡は生々しく衝撃的な映像でした。

防災危機管理課から貸していただいた、家具を固定する金具・用品のパネル表示板も具体的でわかりやすいと好評でした。


続きはまた後日掲載いたします。